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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

子どもが大きな音や服のタグにすごく敏感で…これって発達障害なんかな?

感覚の過敏さは発達障害の子どもにめっちゃ多いで👍️

「過敏さ」でいうと、最近はHSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)っていう言葉も聞くようになってきたね👍️

「過敏さ」にも、実は2つのタイプがあるんやで😊 今日は「過敏さ」っていう発達障害の特性と、「発達障害・HSP・愛着障害の関係」を一緒に学んでいこな🍀
この記事でわかること
✅ 過敏さの2つの種類と、過敏な人の2つのタイプ
✅ ASDタイプの特徴と対応
✅ HSPと愛着障害の関係、見分けるポイント
今回の記事で、「過敏さ」についての理解が深まれば、過敏な子どもへの適切な支援・対応もできるようになります😊

絶対できるようになるからね😊
今回は次の3冊で勉強してきたで♪

👆発達障害の特性と克服法を学べる1冊やで😊 発達障害とHSPの「過敏さ」を分けて整理してくれてるから理解もしやすい👍️ 特性を学びたい人はぜひ読んでや😊

👆上の本の内容がマンガで描かれてる📖 めっちゃわかりやすいから、どの本を読もうか迷ってる人は、まずこっちを読むのがオススメ😊

👆上の本の著者、岡田さんが監修した「愛着障害」についてのマンガ。大人の愛着障害について知りたい人にオススメ。愛着障害のイメージをつかむのに最適やで😊
▼今日の内容をまとめた勉強ノート

▼動画で解説もしてます😊
結論:過敏なだけでは「発達障害」とは診断されない

結論から言うと、過敏なだけでは、発達障害とも他の疾患とも診断されないんよ。
過敏なだけでは診断がつかない

過敏なだけじゃ、障害や病気の診断がつかないってこと?

そうやねん😊だから、支援を考えるときには、「どんな過敏さがあるのか?」そして、「過敏さ以外にどんな特性や困り感があるのか?」を丁寧に見るのが大事なんよね🍀
過敏なだけでは、発達障害とも他の疾患とも診断されない
過敏さの種類とタイプ

実は、一言で「過敏さ」って言っても、2つの種類があるんよ
過敏さには2種類ある
①感覚過敏:神経的な過敏さ
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が過敏
②人の顔色や反応への敏感さ:心理的な過敏さ
相手の反応や顔色にビクビクしてしまう

上の過敏さのどっちが強いのかによって、「ASD(自閉スペクトラム症)タイプ」か「HSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)タイプ」が分かれる🍀
過敏な人のタイプ
①ASDタイプ
自分には敏感、でも他人には鈍感
②HSPタイプ
感覚過敏もあるけど、心理的な過敏さも強い
※2つのタイプの間に「恐れ・回避型愛着スタイル」の人もいる

どのタイプかによって、対応・支援の方法が変わってくる🌟 だから「過敏さ=発達障害」と決めつけずに、その子の背景まで見ることが大事なんよね😊

新しい言葉が出すぎてわからなくなってきた…😭

大丈夫やで🍀 今から1個ずつ、一緒に見ていきましょ😊
過敏さの2つの種類


「過敏さ」には、2つの種類がある。まずは、ここから押さえていきましょか👍️
過敏さには2種類ある
①感覚過敏:神経的な過敏さ
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が過敏
②人の顔色や反応への敏感さ:心理的な過敏さ
相手の反応や顔色にビクビクしてしまう
①感覚過敏(神経的な過敏さ)

感覚が過敏なん?

感覚過敏は五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が過敏で、チクチク・ムズムズ感じの過敏さやね。
感覚過敏(神経的な過敏さ)とは?
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が過敏

例えば、どんな過敏さがあるん?
感覚過敏の具体例
👂 大きな音や人ごみが苦手
👕 服の締め付けやタグが嫌
👃 特定のにおいが極端に好き(嫌い)
🍚 偏食、さわられるのが苦手

感覚の過敏さは、他の人に伝わりにくいし、目には見えないから、ストレスを抱えてる人も多いねん🍀
②人の顔色や反応への敏感さ(心理的な過敏さ)

感覚過敏とは違って、人の顔色とか反応に対して過敏やっていうこと?

相手の反応や顔色にビクビクしてしまうタイプの過敏さ。
人の顔色や反応への敏感さ(心理的な過敏さ)とは?
相手の反応や顔色にビクビクしてしまう

例えば、どんな過敏さがあるん?
人の顔色や反応への敏感さの具体例
🗣 大きな声が苦手
😠 他人の不機嫌(イライラ)に敏感
🌀 空気を読みすぎる

この過敏さは、特に問題はない?

どっちの過敏さでも、ストレス・不安・緊張から肩こり、頭痛、めまい、腹痛、下痢みたいな心身の不調が出やすいねん。
過敏な人の2+1つのタイプ

過敏さには2種類あるっていうのはわかったで😊
過敏さには2種類ある
①感覚過敏:神経的な過敏さ
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が過敏
②人の顔色や反応への敏感さ:心理的な過敏さ
相手の反応や顔色にビクビクしてしまう

いいね😊 そしてこれらの「感覚過敏が強いか」「人の顔色や反応への過敏さが強いか」で、過敏な人は大きく2+1つのタイプに分けれるんよ🍀
過敏な人のタイプ
①ASD(自閉スペクトラム症)タイプ
自分には敏感、でも他人には鈍感
➜感覚過敏は強いが、人の顔色や反応には無関心
②HSP(とても敏感な人)タイプ
感覚過敏もあるけど、心理的な過敏さも強い
➜感覚過敏と人の顔色や反応への過敏さ、両方とも強い
※2つのタイプの間に「恐れ・回避型愛着スタイル」の人もいる

基本の2タイプ。そして、その間に、もう1タイプおるってことやね😊

そういうこと😊 詳しく説明していくで👍️
①ASDタイプの特徴と対応


1つ目が、ASD(自閉スペクトラム症)タイプやね😊
①ASDタイプとは?
自分には敏感、でも他人には鈍感
➜感覚過敏は強いが、人の顔色や反応には無関心

詳しく見ていくで👍️
ASDタイプの特徴

ASDタイプは、感覚過敏は強いけど、人の顔色や反応には無関心っていう特徴があるねん。
ASDタイプの特徴
・自分には敏感、一方、他人には鈍感
・過敏さだけじゃなくて「鈍感さ」もある
➜痛み・温度・汚れに鈍感など
・気になることには過敏、一方、相手には無関心
・要領の悪さ、不器用さも見られる
・生まれつきの要因が大きい
・出やすい心身の不調
➜アトピー、喘息、アレルギー、不安障害、睡眠障害など

過敏さはあるけど、同時に「鈍感さ」とか「無関心」があるのがASDタイプなんやね😊

ちなみに、ASD傾向のある子どもが親の過干渉や支配、学校でのいじめなどで、周囲の顔色や反応に敏感になってる場合もあるで。
ASDと診断されるには

感覚過敏だけでは発達障害の診断はつかないんやったよね。

そうやで😊 ASD(自閉スペクトラム症)に診断されるには、感覚過敏だけじゃなくて、他の特性もそろう必要があるねん🌟
ASDの診断基準
①2つ以上のこだわり症状
・動きのくり返し
・マイルール
・ものへの執着
・感覚過敏
②社会的コミュニケーション障害
・1人よがりなコミュニケーション
➜1人でしゃべり続ける、話しかけるタイミングがわからない
・言葉以外のコミュニケーションが苦手
➜身ぶり・手ぶり・アイコンタクトなど
・その場に合わせた言葉や行動が苦手
③これに加えて、発達検査のバラツキや、生活の支障(困り感)がある

ASDやったら、感覚過敏は「こだわり症状」の中に入るんやね😲

そうやねん。だから、感覚過敏だけじゃ、ASDの診断は出ないってことやね🍀
ASDタイプへの対策


環境設定が有効やで🌟聴覚過敏やったらイヤーマフ、とか、刺激に敏感やったらパーテーションで教室を区切る、とか、感覚過敏を和らげる方法・環境を整えることやね

学校でイヤーマフをしてる子もおるよね。道具を買ったり、環境を整えたり…、自分でできることから少しずつやっていくのが大事やね😊

他にも、次のような方法が注目されてるで。
ASDタイプに有効な対策
🧘 マインドフルネス
瞑想しながら呼吸や身体感覚に注意を向けて、ありのまま感じる
毎日3分でも、とらわれが和らぐ効果がある
🎧 SSP(Safe & Sound Protocol)
特殊な加工をした音楽を聴いて、耳の調節機能を高める方法
聴覚過敏に有効
⏰ ほどよく忙しくする
休みが多いと感覚はより過敏になるため
💊 薬物療法や漢方薬も役立つ
専門家と相談する

自分たちにできそうな対策から、まずはスタートしてみるのがオススメやで😊
▼「過敏さをやわらげる4つの対処法」は、次の記事で詳しく解説してます😊
②HSPタイプ(不安型愛着スタイル)


2つ目が、HSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)タイプやね😊

詳しく見ていくで👍️
HSPタイプと不安型愛着スタイルの関係

中身に入る前にちょっと待って! 「HSPタイプ(不安型愛着スタイル)」ってあるけど、「不安型愛着スタイル」って何なん?

不安型愛着スタイルは、愛着障害の一種やねん。愛着障害について詳しく知りたい人は次の記事を見てや😊

とりあえず今回は、何を押さえておけばいいん?

HSPは「不安型愛着スタイル」とほとんど同じ状態を指すってことを押さえといて👍️ 実は今のところ、HSPは、医学的に正式な診断基準がない状況やねん。
医学的に、HSPは「不安型愛着スタイル」とほぼ同じ状態を指す
【参考】岡田尊司『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』SB新書

だから、「HSP」と「不安型愛着スタイル」を一緒に並べてるんやね😊
HSPタイプ(不安型愛着スタイル)の特徴

HSPタイプ(不安型愛着スタイル)の特徴ってなに?
②HSPタイプ(不安型愛着スタイル)とは
感覚過敏もあるけど、心理的な過敏さも強い
➜感覚過敏と人の顔色や反応への過敏さ、両方とも強い

このタイプの特徴は、「感覚過敏」も「人の顔色や反応への過敏さ」の両方とも強いっていうことやねん。
HSPタイプ(不安型愛着スタイル)の特徴
・一番の関心事は…
➜人に受け入れられてるか、嫌われてないか
・他人の顔色に支配される
➜常に周囲に気をつかい、相手の反応が少しでも悪いと不安になる
・感覚だけじゃなくて、顔色・表情・空気にも敏感
HSPタイプ(不安型愛着スタイル)の過敏さの理由


なんでそんなに、「他人の顔色」に過敏になるん?
なぜ「他人の顔色」に過敏になるのか?
育ってきた環境の影響が大きい
➜不安定な親や、安定しない境遇で育つと、子どもは周囲の気分や顔色を読みとって、機嫌をとって生きのびようとする

親の過干渉や学校でのいじめが原因になることもあるから要注意やで⚠️
HSPタイプ(不安型愛着スタイル)への対策

このタイプの過敏さが改善する方法もあるん?

最近注目されてるのは、家族との関係や接し方を改善していく方法。これで過敏さの改善も見られるんやって。
HSPタイプ(不安型愛着スタイル)は、家族との関係・接し方の改善で過敏さがやわらぐことがある
③恐れ・回避型愛着スタイル


3つ目のタイプは、恐れ・回避型?

「恐れ・回避型愛着スタイル」のことで、HSPタイプ(不安型愛着スタイル)とASD(自閉スペクトラム症)タイプの間ぐらいにいて、見分けがつきにくいんよ😭

「恐れ・回避型」も「不安型愛着スタイル」と同じで愛着障害の一種なん?

そうやで😊 詳しく知りたい人は次の記事を見てや👍️

とりあえず押さえてほしいのは、「恐れ・回避型」は「人に受け入れてもらいたいけど、怖い・信じられない」っていう思いが強いこと😭
恐れ・回避型の特徴
不安型愛着スタイルのように…
「相手の反応や評価、自分が受け入れられているかを気にする面」
プラス「傷つくのが嫌で、親密な関係を避けて距離をとる面」がある。

「人間不信(他人を信じられないという気持ち)」が強いのが特徴やね🍀
「恐れ・回避型」とASDの似ている行動


ASD(自閉スペクトラム症)と似た行動ってどんな行動をするん?
「恐れ・回避型」とASDの似ている行動とは?
●“こだわり”みたいな同じ行動パターン・生活スタイル
新しい人間関係がイヤで、新しいチャレンジを避けるから
●“社会的コミュニケーション障害”みたいなふるまい
嫌われ、拒絶されるのを恐れて、コミュニケーションが臆病でぎこちなくなるから

本人の行動を見るだけじゃ、「恐れ・回避型」とASDはなかなか区別がつかないんよ
見分けるポイント


行動が似てるんやったら、どうやって見分けるん?

見分けるポイントは「育ってきた環境」と「人への不信感」やで。
「恐れ・回避型」とASDを見分けるポイント
●育ってきた環境
安心できない家庭、虐待、いじめなどを経験してきたか
●人への強い不信感
「信じられない」「裏がある」「だまされてる?」と考えてしまうか

育ってきた環境が悪かったり、人への強い不信感がある場合は、「恐れ・回避型」の可能性が高いで。詳しく知りたい人は次の記事を見てや😊
ただし、タイプ分けが目的じゃない

タイプ分けが目的じゃないってどういうこと?

見分け方の説明はしたけど、診断はお医者さんにしかできない。ここで押さえてほしいのは、「過敏さの背景には、いろんな可能性がある」と知っておくこと。

いろんな可能性?

いろんな可能性を知って、「この子はどんな背景があるかな?」ってとこまで考えれるようになると、その子に合った関わり・支援の幅も広がっていくんやで👍️
よくある質問(FAQ)
HSPは病院で診断してもらえるの?

HSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)は、病院で診断してもらえるん?

HSPは、今のところ正式な診断基準が決まってないんよ(医学的には「不安型愛着スタイル」と同じとされてる)。だから、正式な「HSPの診断」は出ない可能性が高い。でも、心身の不調が出てるなら、それ自体を病院に相談したらええで🍀
イヤーマフや耳栓って、使わせてもいいの?

イヤーマフや耳栓って、使わせてもいいの?

もちろんええで👍️ 苦手な刺激を減らす環境調整は大事な支援やね🌟 ただし、「耳栓は効果がない」っていう人もおるから、本人に合う適切な道具を試行錯誤して見つけていくのがオススメやで😊
過敏さは、大人になったら治る?

過敏さは、大人になったら治る?

ASD(自閉スペクトラム症)タイプの感覚過敏は生まれつきの特性。だから、「自分に合った適切な環境を整える」のが基本。一方、育った環境からくる心理的な過敏さは、家族との関係や接し方の改善でやわらぐことがあるで。過敏さの背景によって、過敏さに対処する道すじが違うんやね🍀
まとめ

今回もいっぱい勉強できたわ〜😊
今回のまとめ
① 過敏さには「感覚の過敏さ」と「心理的な過敏さ」の2種類がある
② 過敏な人には「ASDタイプ」と「HSPタイプ(=不安型愛着スタイル)」がいて、間に「恐れ・回避型愛着スタイル」もある
※「過敏さ」だけでは発達障害の診断は出ない
※本人の背景(幼いときの状況や育ってきた環境など)を知って、支援につなげる

発達障害「以外」のことも学んでおくと、支援の幅がグッと広がるね😊

発達障害やと思って子どもへの対応をしてても、「うまくいかない」っていうことは絶対に出てくるんよね。

うまくいかなかったときに、「どっちの過敏さやろ?」「育ちの背景はどうやろ?」って、違う可能性を考えられるようになっておくのが大切なんやね😊

これからも一緒に学んで、その子にあった支援を考えていきましょ🍀
参考にした本

👆岡田尊司先生の原書。グレーゾーンの理解と克服法をしっかり学べるで😊

👆マンガ版。ざっと全体像をつかみたい人はこっちから読んでみてや📖

👆上の本の著者、岡田さんが監修した「愛着障害」についてのマンガ。大人の愛着障害について知りたい人にオススメ。愛着障害のイメージをつかむのに最適やで😊
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