子どもの感情コントロールはどう支援する?行動に注目した対応のポイント【Q&A】

このブログでは『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

はてな君
はてな君

子どもって怒りやすいの?

まなぶ君
まなぶ君

特別支援の現場では、子どもが怒りをコントロールできなくて暴れたり、かんしゃくを起こすことも多いで。

質問

いつも見てます。ありがとうございます。

子どもは多動があるといわれています。

悩みは子どもがすぐにイラッとしたり、怒ったりしてしまいます。

感情をコントロールできるようになるにはどうしたらいいでしょうか? よろしくお願いします!

返答

まなぶ君
まなぶ君

対応のポイントは次の4つやで。

① 感情ではなく「行動」に注目する

  • 怒りやイライラは自然な感情 → 否定しない
  • ただし、そこから出た「やってはいけない行動」は注意する
     👉「怒るのはいいけど、壁を叩くのはダメ」
     👉「イラっとするのはいいけど、友達を叩いたらダメ」

② 伝えるタイミングに注意

  • 暴れている最中は言葉が届かない
  • 落ち着いたあとに「ダメな行動」を伝えることが大切

③ 「怒ったら言うことを聞く」構図にしない

  • 怒れば要求が通る…と学習させない
  • 「正しい行動」を伝える
     👉「『お願い』って言えたら手伝うよ」

④ 時間がかかることを覚悟する

  • 感情のコントロールは大人でも難しい
  • 子どもには時間がかかるのは当然
  • 感情を受け止めつつ、行動を切り替える練習を重ねていく

質問をいただいた動画

はてな君
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まなぶ君
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