このブログでは『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

はてな君
こんな行動はよくあるの?

まなぶ君
まわりへの意識が弱かったり、こだわりが強いと、鼻をほじったり、かさぶたを取ったりしちゃうんよね。
質問
放デイ支援者です。
鼻をほじったり、かさぶたをとってしまう児童が多いです。
やめさせたいのですが、どんな支援が有効だと思いますか?
返答

鼻ほじり・かかさぶた取りって「クセ」になってることが多いから、完全にやめさせるのは難しい💦
その前提で、僕やったら、基本はこんな感じで対応します。
基本の支援は「その場で注意する」
基本の支援は、
◎鼻ほじりを見つけたときはすぐに、「それはイヤや」「ティッシュ使おうな」とその場で注意する。
◎かさぶた取りは大量の血が出ていなければ放置する。
ただし取ったかさぶたは、すぐに「ゴミ箱に捨てよ」と伝える。
気になったことは「後から言う」ではなくて、「その瞬間に言う」のが大事
さらに支援を厚くできるなら…
その子とじっくり対応する時間があって、支援を厚くできるなら次のことをする。
①代わりにできる行動を用意する
手が空いてると無意識に鼻やカサブタを触ってしまうから、手遊びできるおもちゃやミニタオルなど、手の置き換え先を用意してあげる。
②環境を整える
ほこりがある/乾燥していると、鼻くそやカサブタができやすいから、加湿や掃除をこまめにする。
③正しい行動を伝える
子どもが次にすべき行動を、その場でさせる。
◎「鼻はティッシュでふく」
◎「取ったものはゴミ箱に捨てるよ」
代わりにすべきことを短く伝えて、その場で行動させる
質問をいただいた動画

はてな君
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まなぶ君
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まなぶ君
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