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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

今日のテーマは「発達障害の支援で大切なこと」っていうこと。

なにそれ?

発達障害の支援で大切なのは「今からどう行動するか」っていうこと。ときどきもらうコメント・質問があるんよ。
コメント・質問例
・今から支援しても、もう遅いですか?
・もう今さら支援しても意味はないですか?
・今から何かしても、間に合いますか?
・ここまで来てしまってからでも、できる支援はありますか?
・この年齢から支援って、遅いんかな?
・もっと早く気づけてたら…。今からでもできますか?

これらのコメントや質問には「もっと早く支援しとけばよかった」っていう思いが隠れてるねん。

そう思ってる人に向けて、「支援は今からでも遅くないよ、今からがスタートだよ」って伝えたいってことか。

今回は、支援をするときのマインド・考え方の話やから、障害のある人を支援してる人はぜひ最後まで見てほしいなと思うわ。
「遅いかも」と考える背景

なんで「遅い」とか「手遅れ」って考えちゃうの?

それは発達障害の子ども支援と関係してるねん。今でこそ一般的になったけど、発達障害って2000年以降に注目されだしてん。
発達障害の子ども支援
▼2000年以前
「落ち着きのない子ども」とか「問題行動を起こす子ども」と言われてきたけど、支援から見逃されてきた。
▼2005年:発達障害児支援法が成立
これ以後、発達障害への支援が進められていく

2005年の発達障害児支援法の中で、「早期発見」が大事ってめっちゃ言われてるんよ。

発達障害の「早期発見」?

つまり、発達障害を「できるだけ早く」見つけて、「できるだけ早く」支援をするのが大事やって書かれてるんよ。

なるほど。早期発見・早期支援が大事やって広まれば広まるほど、「早く見つけれなかった場合」には、自分のミスのように感じて、「遅かったかも」って考えちゃうんか。
「支援に手遅れはない」と伝える理由

「早期発見・早期支援が大事や」って言うなら、やっぱり支援が「手遅れ」っていうこともあるんじゃないの?

支援が入るのに「遅い」なんてことはない。これは断言できるで。以下ではその理由について解説していくで。
「支援に手遅れはない」理由
①困り感が強くなってきたときに初めて障害になるから
②過去を悔やむよりも、今、行動するのが大事だから
③人間はいつからでも変われるから

もっと詳しく説明していくで♪
理由① 困り感が強くなってきたときに初めて障害になるから

理由の1つ目は、困り感が強くなってきたときに初めて障害になるから?

これは「そもそも障害って何?」っていうことやね。「障害」ってなんやろう?
ちょっと考えてみて。
「障害って何?」を考えてみたら…
・生まれつきや病気や事故で、体や頭のはたらきに問題があること?
・普通の人ができることが、できないっていうこと?
・周りのサポートや配慮が必要っていうこと?
・手帳を持ってる人?

いろんな考え方があるやろうけど、どんな障害でも、ポイントは「日常生活を送るのに支障があるかどうか」っていうこと。

つまり、日常生活(子どもやったら学校生活も入るかな)を送るときに、困ってることがあるかどうか?っていうことやね。
視力が悪いのは障害?
メガネをかけた人を視覚障害者とは言わない
▶メガネのおかげで、日常生活の困り感がなくなったから

発達障害を診断されたときに「もっと早く病院に行けばよかった」って思う人がおるけど、それは無理なんよ。だって、日常生活・学校生活の困り感が強くなってきて初めて障害になるから。

いくら早く病院に行っても、困り感が少ないときは障害の診断がつかないってことか。

だから、困り感が出てきた今が最善のタイミングやって考えることが大事なんよね。
②過去を悔やむよりも、今、行動するのが大事だから

支援に手遅れはないっていう理由の2つ目は、過去を悔やむよりも、今、行動するのが大事だから?

「今からじゃ手遅れ」っていう考え方は、過去を後悔してしまう思考につながりやすいねん。
「遅い・手遅れ」は過去の後悔につながりやすい

「遅い」とか「手遅れ」って考え方が、なんで過去の後悔につながりやすいん?

「もう遅い・手遅れ」っていう考え方をしてると、「過去に〇〇を早くしていれば、今と違ったのに」みたいに、ついつい過去の自分の行動を責めてしまうんよね。
「遅い・手遅れ」という考え方は過去の後悔につながる
・あのときこうしとけばよかった
・もっと早く気づいてれば…
・なんでこれをしてあげれなかったんだろう
「遅い・手遅れ」は行動をしない言い訳につながる

「遅い」とか「手遅れ」って考え方が、なんで行動をしない言い訳につながるん?
「遅い・手遅れ」という考え方は行動しない言い訳につながる
・遅いから→やらない
・手遅れやから→今さら何をしてもムダ

だから、「遅い」とか「手遅れ」っていう考え方は避けた方が良いねん。こんな考え方をしてても、今の行動や子どもの将来の改善につながらないんよね。

なるほど。

だから、「遅い」とか「手遅れ」っていう考え方は避けた方が良いねん。
今の行動が大事

じゃあ、どうすればいいん?

今、目の前に、日常生活に困ってる子どもがいるよね。

そうか!過去を後悔するんじゃなくて、今、目の前の子どもたちにできる支援を考えていくんが大事なんやね。
「遅い・手遅れ」から「今、なにができるか」に変える
過去を後悔するのではなく、今の行動やこれからの試行錯誤を大事にして、前向きに進んでいくことが大事
エピソード:90歳のおばあちゃんとピアノ

90歳のおばあちゃんがピアノを習う話?
どんなエピソード?
90歳になったおばあちゃんが過去を振り返る
➾60歳になったときにピアノを始めようと思ったけど、けっきょく始めずに30年が過ぎた。あのとき始めていれば30年もピアノを楽しめた。

おばあちゃんが、「60歳からじゃ『もう遅い』と思ったけど、ピアノを始めとけばよかった」って、過去を後悔してるんやね。
このエピソードのポイント
・何事も、いつから始めても遅くないということ
→「60歳でも遅くないよ」と言ってる

やりたいと思ったときに「年寄りやし…」って言うんじゃなくて、やってみようよってことか。

でも、みんなには、もう一歩踏み込んで考えてほしいねん。
もし自分がこのおばあちゃんと同じ立場ならどうする?

君がもし90歳のおばあちゃんと同じ立場やったらどうする?

ん〜、どうするやろ?・・・

それは、60歳の自分を後悔するんじゃなくて、90歳の今からでもピアノを始めればいい。そしたら2年でも3年でもピアノを楽しめるかもしれない。

そういうことか!ここでもさっきの話とつながるんか。つまり、90歳になっても、過去を振り返って後悔するよりも、今からどう行動するかの方が大事なんやね。

だから、今からでも大丈夫♪気付いたとき・行動したときが最善のタイミングやから、今から試行錯誤したらいいんよ。
ただし、身体・気持ちに無理のないように

今の行動や試行錯誤が大事って言っても「がんばるぞー」って燃えすぎんように注意やで。周りの助けを借りたり、前向きに考えるだけでも良いから、少しずつ動くのが大事。

確かに、障害支援って身体的にも精神的にもしんどいことが多いから、頑張り過ぎたら息切れするもんね。

もちろん楽しみもあるけどね♪ちょっとずつ進んでいこう♪
③人はいつからでも変われるから

支援に手遅れはないっていう理由の3つ目は、人はいつからでも変われるから?

これは実際に障害のある子どもと接する中で感じた経験から本当にそう思うわ。
人はいつからでも変わることができる
◎人との出会い
◎環境の変化

僕はこれまで、たくさんの子どもを見てきた。その中で「中学から高校」「高校から進路先」「進路先での数年後」、いろんな場面も見たけど、子どもたちはやっぱり変わることができる。

例えば?

担任の先生が代わると子どもが変わるっていうのはイメージできるよね。他にも、入学や卒業、就業を経験することで、成長した子どもの姿を身近で感じてきた。

障害があっても成長するの?

もちろん。だからこそ、「遅い・手遅れ」って過去を振り返るんじゃなくて、今と未来に向かってどう支援をしていくかが大事やねん。
まとめ

まずは「『遅すぎる・手遅れ』となぜ不安になるのか?」っていう話やったね。

2005年の発達障害者支援法以降、「早期発見・早期支援」が強調されるようになったから、「早く気づけなかったこと」をミスのように感じてしまうようになったんやね。

だから、「今からでも遅くない」っていう理由を解説してきたんか。
「支援に手遅れはない」理由
①困り感が強くなってきたときに初めて障害になるから
②過去を悔やむよりも、今、行動するのが大事だから
③人間はいつからでも変われるから

「遅い」っていう考えは今の改善にはつながらない。だから、「今、何をするのか?」「これからどうするのか?」を考えていくのが大事なんよね。
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