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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

通常学級と支援学校、どっちを選んだらええんやろ……?

今日は選び方を考える前に、まず大事な背景から話していくわ。実は、国連が日本の特別支援教育に対してかなり強めに批判してるねん。
この記事でわかること
・国連が日本の特別支援教育に「やめろ」と勧告した背景
・通常学級、特別支援学級、特別支援学校それぞれの特徴
・学校選びで本当に大切にすべき視点
国連が「日本の特別支援教育をやめろ」と勧告してる

2022年に、国連の障害者権利委員会が日本政府に対して、「分離された特別支援教育をやめろ」とかなり強めに要求してきたんよ。

え、なんで国連がそんなこと言うてくるん?

理由は3つやで。
国連が日本の特別支援を批判する理由
・障害児と健常児を分ける「分離教育」が、障害者権利条約に違反すると判断されてる
・欧米ではインクルーシブ教育(みんな一緒に学ぶ)が浸透している
・日本は世界の流れに逆行していると見られてる

さらに、国内でも同じような動きがあるんよ。
特別支援教育に対する国内の批判
2022年に文科省が「週の半分以上は特別支援学級で授業を受けるべき」という通知を出したことに対して、大阪弁護士会が2024年3月に「撤回しろ」と声明を出してる。

国連も弁護士会も言いたいのは、「特別支援学級・特別支援学校は時代遅れ!」ってこと?

そういう話やね。ただ、これをそのまま受け取って、「特別支援学級&支援学校に行かない」って考えるのは危険やで。
どこを選ぶ?【通常学級・支援学級・支援学校】

「国連から批判されてる」って聞くと、ちょっと不安になるよね。

じゃあ、障害のある子どもの教育の場はどこにすればいいん?
結論:「その子に合うかどうか」で選ぶのが大事

結論から言うと、今ある選択肢の中で最善を選ぶのが大事やで。

どういうこと?

つまり、国連の動きを気にするんじゃなくて、その子に合うかどうかで選ぶのが大事ってこと。
そもそも、特別支援に関する決まりや法律はよく変わる
・発達障害者支援法が始まったのは2004年で、最近やっと認知されてきた
・名前や内容の変更もどんどん行われる
例:自閉症→自閉スペクトラム症など

障害への理解も特別支援の仕組みもまだまだ手探り状態で進んでる分野やねん。

じゃあ、将来の制度がどうなるかを心配しても仕方ないってこと?

そうやねん。「将来の制度やルールがどうなるか?」より、「今の制度やルールの中で、どう動くか?」を考える方が、現実的な一歩を踏み出せるで。
学校に行く目的はなに?

じゃあ、子どもの進路を考えるときのポイントは?

通常学級・支援学級・支援学校を選ぶために大事なのは、「子どもが学校に行く目的」から考えることやね。
学校に行く目的はなに?
① みんなと同じ場所で、同じことを、同じペースでやらせること?
② その子に合った方法で成長すること?
① みんなと同じ場所・同じこと・同じペース

みんなと同じを大事にするってこと?

うん。昔はこんな考え方でもよかってん。工場で働く人が多かった時代は、みんなが同じ時間に同じ場所で同じ仕事をすることが大事やってん。


なるほど、今は違うの?

うん。今は、下の②の考えの方が受け入れられてるね。
② その子に合った方法で成長する

その子に合った方法で、その子が成長できるようにサポートしていくのが大事なんよね。

だから、学校選びも「その子に合うかどうか」が大事なんやね。
学校選びの視点
・本人が落ち着ける場所はどこか?
・本人が成長できる環境はどこか?
・挑戦できる雰囲気はあるか?
通常学級を選ぶ

まずは通常学級を選ぶときには、どんなことに気をつければいい?

通常学級は、学年全員が同じ内容を同じペースで学ぶのが基本やで。

どんな子どもが通常学級を選べばいい?
通常学級を選ぶときの注意点
🤔集団の中で成長できるかどうか?
⭕️周りに良い刺激を受ける
⭕️友達と協力すると頑張れる
⭕️クラスメイトに助けを求めれる
❌️大人数の教室で落ち着けない
❌️一斉授業のペースについていけない

通常学級では手厚い支援を受けるのは難しいから、子どもがどれだけ支援が必要なのかを考える必要があるで。

最初に説明があった国連の「みんなが一緒」の考え方やと、全員通常学級が理想ってこと?

ただ、その考え方で突き進むとしんどいよね。
無理に全員が通常学級に入ると…
・手厚い支援が必要な子が大人数の教室に放り込まれて苦しむ
・担任の先生がパンクして他の子に手が回らなくなる
※国際的な理念も良いけど、目の前の子どもを見ることの方がもっと大事
特別支援学級を選ぶ

特別支援学級って、小学校・中学校の中に設置された、支援が必要な子どもたちのためのクラスよね? ここを選ぶときには、どんなことに気をつければいい?

「通常学級では難しそうやけど、いきなり特別支援学校はちょっと…」っていう気持ちもあると思う。そこで、特別支援学級っていう選択肢を見ていこう。
特別支援学級の特徴
🏫 地域の学校に通える
地元の友だちと一緒に学校生活を送れる
🤝 通常学級との交流も多い
体育・図工・音楽・行事は一緒にやることが多く、社会性も育みやすい
👩🏫 少人数で丁寧な支援が受けられる
先生が子どものペースを見て、苦手をフォローし、得意を活かせる
🔄 成長に合わせて進路を柔軟に変えれる
通常学級に戻ることも、特別支援学校に進むこともできる

ただし、特別支援学級は規模が小さいから、学校の協力体制や、一緒に過ごすクラスメイトにかなり影響される。だから、学校によって、中身がかなり違うんよ。

じゃあ、どうすればいいん?

絶対に見学に行ってほしい。見学に行くと、わかることがめっちゃある。質問もどんどんしたらええで👍️
特別支援学校を選ぶ

特別支援学校は、より専門的で、一人ひとりに合わせた教育を行う学校やで。

特別支援学校を選ぶために知っとくべきことはある?
特別支援学校の特徴
👩⚕️ 専門スタッフによる総合的な支援
教員+看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が連携してのサポート
🧩 子どものペースでじっくり学べる
学習だけでなく、生活訓練・就労支援・社会スキルの学びも重視
🏫 小・中・高等部まで一貫した支援体制
卒業後の就労・生活支援にもつながる
⚙️ 特別な設備・教材が整っている
コミュニケーション機器、作業訓練室など

手厚い支援でめっちゃ良さそうやん😊

専門的な支援が必要な子にとっては「無理なく、確実に力を伸ばせる」場所やからね。特別支援学校を選ぶ子ども・家庭はこの20年で倍増。増え続けてるんよ。

注意点とかある?

特別支援学校で丁寧に習う内容が「すぐにできて成長につながらない」って子もたまにおるね。だから、どんなことを勉強するか、事前に知っといた方がええで。
まとめ

国連勧告をきっかけに話題になっている「特別支援教育は時代遅れなのか?」という論点から、通常学級・支援学級・支援学校の選び方について解説したで!
今回のまとめ
・国連は日本の特別支援教育を「やめろ」と勧告してる
➜そのまま受け取るのは危険
・特別支援に関する法律・制度はまだまだ変化の途中
➜「今の選択肢の中で最善を選ぶ」ことが大事
・学校選びの基準
❌️「みんなと同じか」 ではなく、
⭕️「その子の力が伸びる場所か」
・通常学級・特別支援学級・特別支援学校、それぞれに合う子がいる
※国際的な理念より、目の前の子どもの現実を最優先に考えよう

❌️「特別支援は時代遅れ、全員通常学級が正義」じゃなくて、
⭕️「その子に合った場所で、できることを伸ばす」ってことやね!

そうやで。特別支援については、まわりからいろんなことを言われることも多いからこそ、目の前の子どもが第一! よく見て・相談して決めていきましょ💪






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