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このブログでは『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

四谷学院の通信講座で取れる発達障害児支援士資格ってなに?

今回は、発達障害児支援士資格の中身と具体的な手続き方法、そして実際に取ってみた感想を中心に話していくわ。だから、講座を受けるかどうかの判断材料にしてほしいで。
この記事でわかること
●発達障害児支援士の概要と具体的な申し込み方法
●実際に体験した感想
●発達障害児支援士をオススメできる人/できない人
この記事を読んだら、発達障害児支援士資格講座を自分が申し込んだら良いかどうかの判断ができるで。
発達障害児支援士講座の内容と試験

そもそも「発達障害児支援士」ってどんな資格なん?

発達障害のある子どもへの支援に必要な知識やスキルを体系的に学べるのが特徴やで。

出典:四谷学院発達支援「発達障害支援士の資格取得なら【四谷学院】

この講座で支援全般の知識を学ぶことで、発達障害の子どもへの対応力が上がるから、困ってる場面で適切な支援ができるようになっていくで。
学習内容

実際の講座の内容はどんな感じ?

講座動画が50本(1本につき10〜15分)あるから、パソコンかスマホを準備して、まずはこの動画たちを見ていくんやで。

「オンライン完結講座」やから、動画を見て勉強していくんやね。

内容としては、大きく5つの章に分かれてるで。
各章で学習する内容
1章 指導の心得
2章 特性への対応
3章 問題行動への対応
4章 身辺自立
5章 ソーシャルスキル
1章 指導の心得

まずは、発達障害の子どもを支援するうえでの指導の心得やね。
1章 指導の心得
◎問題行動への対応やテクニックを考える前にすべきこと
◎子ども・保護者への接し方

支援をするうえでの前提をまずは確認するんやね。
2章 特性への対応

2章は、発達障害の特性にどう対応するかっていうことやね。
2章 特性への対応
◎急な予定変更・初めてのことへの拒否反応への対応
◎偏食・同じ行動を繰り返すなどへの対応
◎活動参加・学習指導(集中力が続かない・学習が定着しにくい・文字を覚えられない・板書を写せないなど)
◎ 生活上の困難について(忘れ物が多い、エコラリアなど人とのコミュニケーション)
◎運動発達・操作性について など

発達障害の子どもはどんな特性があって、それぞれの特性にどうやって対応していけばいいんかを学べるんやね。
3章 問題行動への対応

3章は、支援者が一番困りやすい問題行動への対応やね。
3章 問題行動への対応
◎パニックの対処法
◎勝負へのこだわりが強すぎる
◎自傷・他害
◎間違いを認めず言い訳をする など

対応が難しいことも一つずつ学んでいくことができるで。
4章 身辺自立

身辺自立は、日常生活を送るうえで必要な、食事や着替え・トイレなどについてのことやで。
4章 身辺自立
◎食事
◎トイレトレーニング
◎着替え、身だしなみ
◎洗顔・入浴、鼻をかむ、など
◎時間の概念を養う
◎お金についての理解
◎体調不良を訴える
◎交通機関の利用のしかた など

身辺自立の支援で悩んでる人は、この章を見るだけでも講座を取る価値があるわ。
5章 ソーシャルスキル

最後は子どものソーシャルスキル(社会生活や対人関係を円滑に進めるためのスキル)を意識した支援についての話やで。
5章 ソーシャルスキル
◎あいさつ
◎質問に答える
◎報告・相談をする
◎伝言をするなどの言葉のコミュニケーション
◎適切な声の大きさや周囲の空気を読む
◎適切な距離感をつかむなどの社会的スキル など

子どもが社会に出て困らないためのスキルを考えるんやね。
試験問題

動画を見た後は、試験を受けるの?

そうやで。
試験の内容

オンラインでのレポート課題とケーススタディ課題があるで。
ケーススタディ課題とは?
実際の事例(ケース)を想定して、「自分だったらどんな対応をするか?」を具体的に考えて記述する課題

実際に受けた試験では事例(ケース)は3つあって、幼児と小学生の事例(ケース)で対応案を考えたで。
オンライン試験について

オンラインの試験って受けたことがないんやけど、どうやった?
実際に試験を受けてみた感想
①パソコンで受けるのがオススメ
②試験時間は50分ぐらいかかった
③「正しい正解」ではなく、「自分の考え・支援策」が問われる
④試験の再受験が1万円かかるからドキドキした

1個ずつ説明していくで。
①パソコンで受けるのがオススメ

自分はパソコンで試験を受けたで。文章を打つからパソコンの方が書きやすいと思うわ。

スマホで試験を受けるのは無理?

無理ではないかな。書く文章の長さは短いから、スマホでも試験を受けれるっちゃ受けれると思う。ただ、スマホをずっと見続けるのもしんどいし、僕やったらパソコンで受けるかな。
②試験時間は50分ぐらいかかった

試験時間は決まってる?

決まってないで。オンラインやから、いつ試験を受けてもいいし、時間の長さも決まってなかった。

じゃあ、実際に受けるときは、試験の時間をどれぐらい取っておけばいいかな?

実際の試験やけど、僕は50分ぐらいかかったで。ただ、じっくり考えたい人は90分ぐらい試験時間を確保してたらいいと思うわ。
③「正しい正解」ではなく、「自分の考え・支援策」が問われる

実際の試験でちゃんと答えれるか不安や…。

試験のポイントを知って、ちゃんと準備してたら大丈夫やで!
試験のポイント
「正しい正解」ではなく、「自分の考え・支援策」が問われる

正解を問う試験じゃないから、言葉の暗記は必要ないってことやね。

支援をするときに、「自分はこんなことを大事にしたい」とか、「具体的にこれをする」っていう方法をたくさん書けるように準備をしておくのが大事やで。
④試験の再受験が1万円かかるからドキドキした

あと、試験を落ちたときの再受験に「1万円かかる」とあったから、ドキドキしたわ。

1万円もかかるの?大丈夫かな…。

大丈夫やで。③でも書いたように「自分の大事にしたい考え」や「具体的な支援策」をたくさん書けるように準備をして、あとは誠実に回答していく。そしたら受かるはずや!

誠実に回答?

友達の答えをうつしたり、AIにまかせないってこと。自分で一生懸命考えるから力がつくんやで。
発達障害児支援士をオススメする人/しない人

受講自体は誰にでもできるみたいやけど、どんな人にオススメなん?
発達障害児支援士をオススメする人

発達障害の子どもの支援をしてたり、幼児や小学生と関わる仕事をしてる人にオススメやで。
オススメする人
◎小学校の先生(普通級)
◎小学校の先生(特別支援学級)
◎特別支援学校の先生(小学部)
◎幼稚園、保育園の先生
◎放課後デイサービス等の福祉・支援職員
◎ボランティア・児童館スタッフ
◎医療やカウンセリング分野のスタッフ
◎特別支援教育コーディネーター
◎保護者(発達障害児を育てる家庭) など

実際の講座では、小学校の低学年や幼児を対象にしてる動画が多かったで。

初心者でも受けて意味ある?

子どもの困り感ごとに支援の方法・考え方を示してくれてるから、発達障害の子どもと初めて接して「どうやって支援しけばいいのか、ちんぷんかんぷん」っていう人に参考になることは多いかな。

じゃあ、発達障害の子どもの支援はベテランですっていう人は見なくていい?

確かに初心者~中級者向けの講座やと思う。ただ、ベテランの人でも、大学とかで体系的に学んだことがない人や支援の考え方や方法で悩んでる人にはオススメできるかな。
発達障害児支援士をオススメしない人

逆に、受講をオススメしない人はおる?

発達障害の人数は増え続けてるし、子どもと関わるときに知っといたほうが良い内容やねんけど、人によっては、この講座の優先順位は低いと思うで。
オススメしない人
●中学、高校の普通学級の先生
👉知っといたほうが良い内容やけど、講座動画の内容が幼児・小学生向け
●普段の支援に疲れきっている人
👉目の前の子ども対応に疲れ切ってるなら、まずは同僚や上司に相談することが最優先
※講座には支援のヒントがいっぱいあるから、少し楽になってから、「もうちょっと学びたいかも」「このやり方って良かったのか?」と思ったときに受けるのがオススメ
●キャリアアップのために取ろうとしている人
キャリアアップに活かせるかどうかは、まず職場に確認をする
※国家資格じゃなくて民間の資格やから「これを持ってたらどうにかなる」っていうものではない

あと、自分で勉強を進めれない人には難しいかな。

確かに。オンラインの講座やもんね。

ただ、10分ぐらいの動画を見るだけやからスキマ時間でもいいし、期間も1年間あるから少しずつでも進めていける人は大丈夫やで。

僕は短期集中型やから、一気に進めていくわ!

集中して一気に終わらせることができるのも、オンラインの良いところやね。
具体的な申し込み手続き

発達障害児支援士の具体的な申し込み手続きを教えて。

まずはチェックポイントを確認してや。
チェックポイント
◎申込方法の流れ
公式サイト→申込フォーム→支払い方法
◎必要なもの
スマホやタブレット、パソコン
※動画視聴・試験を受けるのに必要
◎受講料
109,780円(税込)
※8日以内であれば返品できる
◎注意点
・海外の住所では申し込みできない
・テキストはない
※各動画に、穴埋め式で内容を確認できる「学習シート」はある
①申し込みの流れ

いよいよ申し込みやね♪

画像付きで説明していくし、一緒に確認しながらやっていこう。下の画像をクリックすると申し込みページに行くで。不安な人は、今の記事を最後まで見てから申し込みページにいってもいいかも。

上の画像をクリックしたら、下の画像(四谷学院通信講座のページ)に行くねん。


下に進んでいく。



支払いはクレジットカードやで。もし、銀行振込をしたい人は下の方にある補足を見てや。


決意表明かぁ、どんなこと書こうかな。

実際の講座で自分の決意表明を使うところはないし、好きに書いたらいいで。
下の例を使ってもらってもOK!
決意表明の例
◎発達障害を正しく理解し、誰もが安心して過ごせる環境を作りたいです。
◎一人ひとりの違いを受け止め、寄り添える支援者を目指したいです。
◎学んだことをすぐに行動へ移し、支援の力で子どもたちの笑顔を増やしたいです。
◎発達障害への理解を広め、自分から動ける支援者になって、支援の輪を広げたい。
◎子どもたちが自分らしく生きられるように、やさしく寄り添える支援を学びたいです。
◎一人でも多くの人が「安心して過ごせる」ように、温かいまなざしで支援できる自分を目指します。
◎より深い理解と実践力を身につけ、子どもたちの可能性を引き出したいです。
◎子どもたちの困りごとに気づき、適切に支援できる力を高めたいです。



次のページやで。


次のページやで。


メールアドレスの注意点! 最後が「@icloud.com」と「@ezweb.ne.jp」のアドレスは、メールが届かないみたいやから、この2つとは違うアドレスを登録してや!


次のページやで。




次のページやで。


これで注文が完了やで!おつかれさま♪
②申し込みが完了した後

注文が完了したらどうなるの?

下のような「注文確認メール(自動返信)」が届くで。


数日経っても、もしメールが届かない場合は「迷惑メール」のフォルダに入ってることもあるから確認してや。そこにもなかったら、下の「◇◇ お問い合わせ ◇◇」に連絡やで。
◇◇ お問い合わせ ◇◇
四谷学院通信講座 事務局
受講生専用ダイヤル:042-732-5021
受付時間10:00~18:00(土 10:00~13:00)※日祝を除く
ウェブサイト:https://yotsuyagakuin-tsushin.com/
個人情報保護方針:https://yotsuyagakuin.net/sitemap/privacy.html

1通目のメールが来てから数日以内に2通目のメールが到着。そこに「受講生専用ページ」にログインするための情報が載せられてるわ。


「受講生専用ページ」で、動画を受講→試験→合格したらおしまいってことやね。

最初は(動画がたくさんあるし、できるんか)って思うかもせんけど、一歩ずつでも進めていったら終わってくから、最後まで一緒にがんばろうね。

試験については、この記事の最初に言った「試験の内容」を見て進めていけばいいんやね。
【補足】銀行振込の場合

支払いはクレジットカードやねんけど、銀行振込もできるで。



自分の情報を入力すると、振込口座を教えてくれるんやで。
質問【Q&A】

まだまだ知りたいことがあるんやけど…。

じゃあ最後は、質問【Q&A】っていう形で、みんなが気になることを回答していこか。ただし、これはこの講座を受けた僕個人の意見・感想やからね。
動画の字幕や倍速再生はできる?

動画の日本語字幕とか倍速再生はできるで。
講座動画について
◎字幕(日本語)が出せる
◎倍速再生ができる(0.5 1.0 1.25 1.5 2.0)
教科書みたいな紙のテキストはないの?

教科書みたいな紙のテキストがほしいんやけど、ない?

教科書はないけど、各動画に穴埋め式の「学習シート」やったらあるで。僕は使わなかったけど、メモ欄もあるから、メモを取りながら動画を見たい人は、この「学習シート」がオススメ。

でも1枚ずつ印刷するって意外と大変やん。

章ごとに学習シートがまとめられてるから、まとめて印刷できるで。
まとまった時間が取れないけどできる?

まとまった時間がなかなか取れないっていう人でも大丈夫?

スキマ時間に少しずつ取り組めば大丈夫やで!
スキマ時間でも大丈夫
◎オンラインだから、いつでも・どこでも受けることができる
◎1つの動画が10~15分
◎動画ごとに内容が完結してる

ただし、最後の試験だけはまとまった時間の方がオススメやわ。試験には2時間ぐらい確保しとくと良いね。
実際受けてみて、役に立ちそう?

実際に受けてみて、講座の内容は役に立ちそう?

うん、受けて良かったで。ただ、最初に書いたように、オススメする人/しない人はおるから、そこだけは確認しといてや。
僕が実際に受けてみての感想
◎行動の理由/原因を幅広く考えることができる
発達障害の子どもと初めて関わるときは「なんでこんな行動をするんやろ?」と思うことが多かったけど、経験を積むうちに、「この子の行動はこれが原因かな」とある程度予想できるようになってきた。これは、もちろん大事なことやけど、同時に“決めつけ”になってしまうこともある。あらためて、実践から少し距離を取って講座で学ぶことで、行動の背景にあるいろんな視点や要因を学ぶことができ、「そうか、こんな理由も考えられるんやな」と新しい発見がありました。
◎子どもの困り感に合わせて、とても細かく対応例や考え方を解説してくれるので、支援に活かしやすい
◎授業みたいに支援の知識や方法を体系的に学びたい人にオススメ
講座の改善点はある?

講座の改善点はある?

画面を更新するたびにパスワード入力が必要やったからちょっと面倒やったわ。

セキュリティのために必要なことっていうのはわかるけどね。

僕は講座の動画をスマホで見ることが多かったから、よけいに面倒やと感じたんかもしれん。ここは人によって感じ方は違うかもね。
値段が高い?

この講座を受けるのに10万円かかるんやけど、高くない?

資格取得の講座と思ったら確かに高い…。でも、社会人向けの公開講座と比べると、これぐらいの値段かなぁって感じ。
値段が高い?
社会人向けの講座は、1日講座や短期講座で5,000円~3万円ぐらいが一般的
参照:大学公開講座のセカンドアカデミーHP「講座一覧」
➡「期間は1年間で50本の動画、試験もあり」と考えると、そこまで高い値段ではない
さいごに

発達障害児支援士について知ることができてよかった。支援についてもっともっと勉強していくわ。

学ぶことは本当に大事やね。あと、学んだことを実践に活かすのも大事。
これからも一緒に頑張っていこう♪

おー!

最後に、自分のブログの宣伝やけど、発達障害についての記事も書いてるから興味のある人はぜひ見てください!
▼発達障害について下の記事で詳しく解説しています▼


















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