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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

療育手帳って地域によってぜんぜん違うってほんま?

そうやで!地域によって名前も基準もバラバラやねん。でも、2026年からいよいよ全国統一に向けて動き出してるで。
この記事でわかること
- 療育手帳とは何か
- 地域によって何がどう違うのか(名前・判定基準・更新時期)
- なぜ地域差が生まれたのか
- 2026年から始まる全国統一の動き

療育手帳ってそもそもなに?

そもそも療育手帳ってなに?

療育手帳は、知的障害のある子どもがいろんな支援を受けやすくするために作られた障害者手帳のことやで。
※療育手帳を持つことで、福祉サービスや税の優遇など、さまざまな支援を受けることができます。
今回の話は…
😊手帳をすでに持っている人にも
🤔自分には関係ないと思ってる人にも
…ぜひ知っておいてほしい情報

なんで?
◎なぜ療育手帳について学ぶのか?
・知的障害についての理解が深まる
・「これまで手帳を取れなかった」という人が取れるようになるかもしれない
・手帳が取れれば、これまで使えなかった福祉サービスが使えるようになる
・「地域によって違いがある」という障害福祉の現状を実感できる
療育手帳の問題:地域によって全然違う

実は療育手帳は、地域によって名前も中身もバラバラなんよ。
大きく3つのバラバラがあるで。
①名前が違う

名前って…「療育手帳」じゃないの?
地域によって名前がバラバラ
・全国的には「療育手帳」と呼ばれることが多い。でも…
・東京都・横浜市:愛の手帳
・青森県・名古屋市:愛護手帳
・さいたま市:みどりの手帳 など

名前が違うだけやったら、まあいいんじゃない?

それが、名前だけじゃなくて中身(判定基準)も違うんよ!
②判定基準が違う

療育手帳を取得できるかどうかの基準が、地域(自治体)によって大きく違うんよ。


字が細かい…。この表で書かれてることを簡単に説明して〜😆
◎障害の区分が違う

障害の区分、つまり分け方が違うんやで。手帳をA(重度)とB(軽度)の2つに分けてるところもあれば、4つとか7つに分けてる自治体もあるねん。
障害の区分が違う
・2区分(A・B)の自治体:12%
・4区分(A1・A2・B1・B2)の自治体:54%(最多)
・7区分に分けている自治体も存在する
◎手帳を取れるIQの数値も違う

厚生労働省の基準では「IQ70以下が知的障害※」なんやっけ?
※参考:厚生労働省HP「知的障害児(者)基礎調査:調査の結果」

そうやねん。基準はあるけど、自治体に寄って手帳を取れるIQも違うねん😲
IQ(知能指数)の数値が違う
・IQ75以下で取得可能:半数以上の自治体
・IQ70以下で取得可能:21%の自治体
・発達障害の診断がある場合はIQ80〜91でも取得できる自治体もある

同じ子どもが住む場所によって手帳が取れる・取れないが変わるって、不公平やな……。
引っ越し時のリスク
「A県からB県に引っ越したら、手帳が取れなくて手当が打ち切られた」というケースもある

福祉サービスが利用できるかどうかも手帳のあるなしで変わってくるから、これは大きな問題やで。
③更新時期が違う

手帳を更新する時期も自治体に寄って違うってこと?

うん。だから、自治体によって、手帳の更新頻度も2年・3年・4年とバラバラやで。
なぜ地域によって違うのか?

なんでこんなに地域でバラバラになってしまったん?

療育手帳には、実は法的根拠がないからやねん。
療育手帳は昭和48年の「厚生事務次官通知」をもとに作られました。これは法律ではなく、「国の役所のトップが全国に出した手紙」のようなものです。

この「通知」を参考にして、それぞれの自治体が独自の療育手帳を作ったから、地域によってバラバラになってしまったんやね。
「法律の根拠がない」とは
・身体障害者手帳
➜身体障害者福祉法
・精神障害者保健福祉手帳
➜精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
身体も精神も上の法律を根拠にして手帳がつくられている。しかし、療育手帳は法律ではなく、「厚生労働省の通知」に基づいているので、自治体に寄ってバラバラになってしまう。
全国統一で何を目指しているのか?

この地域格差をなくそうっていう動きが、令和4年(2022年)から始まってん。
療育手帳の全国統一の目的
①当事者・家族の不利益をなくす
どこに住んでいても同じ基準・同じ支援が受けられること
②現場の負担軽減
検査・判定方法を共通化し、転居時の再検査や書類のやり直しを減らす

「どこに住んでいても同じ支援が受けられる」って、当たり前のことに思えるけど、今はそうなっていないんやね。

そうやねん。特別支援に関することって、地域によって全然違うことが多い。だからこそ、自分の地域のことをしっかり調べることも大事やで。
2026年からはモデル地域で試験的にスタート

2026年から、いくつかのモデル地域で統一基準を試験的に導入する予定やで。
まずは一部の地域で試験運用を行い、その結果をもとに全国へと広げていく方針です。今後の動向も引き続きチェックが必要です。

新しい情報が出たら、また教えて😆

もちろんやで。新しい情報があれば、またブログや動画で発信していくわ♪
まとめ

今回は療育手帳の全国統一についてまとめたで!
今回のまとめ
・療育手帳は名前・判定基準・更新時期が地域によってバラバラ
・法的根拠がないため、各自治体が独自に運用してきた
・令和4年(2022年)から全国統一に向けた議論が本格化
・2026年からモデル地域で試験的に統一基準をスタート


自分の地域がどうなんか、調べてみたくなったわ!

特別支援に関することは地域によって全然違うことが多い。国全体の方向性と、自分の地域の動きの両方をチェックしていくのが大事やで🔥
参考にした本・URL
・厚生労働省HP「療育手帳に係る判定基準統一化の検討進捗報告」
・ちゃんさと@障害福祉と障害年金はお任せ!「療育手帳が全国統一化へ!2026年から何が変わる?」
・厚生労働省HP「療育手帳の在り方の検討状況について」






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