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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

プラダー・ウィリー症候群ってなに?

特徴としては、筋力が弱くてへなへな、食欲が抑えられない、軽度〜中程度の知的障害などやで。
なぜプラダー・ウィリー症候群を学ぶ?
特徴や支援のポイントを理解する
▶適切な支援ができるようになる

プラダー・ウィリー症候群は発症率が低い(1万〜1万5000人に1人)。だから、あんまり知られてない。でも、知っておくと適切な支援ができるから、一緒に勉強していこ♪
この記事でわかること
・プラダー・ウィリー症候群の症状
・周囲の対応と支援のポイント
今回勉強することで、プラダ―ウィリー症候群の子どもにどうやって支援したらよいのかわかります。

絶対にできるようになるからね!
今日は下の本から学んできたよ♪

プラダー・ウィリー症候群を知るにはこの一冊。少し前の本やけど、今でも十分通じる内容やで。イラストもあってわかりやすかったで♪
▼動画もぜひ見てください!
▼勉強ノート(内容を1枚にまとめたで)

プラダー・ウィリー症候群の症状

そもそも、プラダー・ウィリー症候群ってどんな症状があるん?
プラダー・ウィリー症候群の症状

大きな特徴は食欲が強いってこと。だから、肥満に注意が必要やって言われてるで。

食欲が強いんかぁ〜

プラダー・ウィリー症候群の特徴をまとめてみよか。
プラダー・ウィリー症候群の症状
・過食
▶肥満になりやすい
・人の気持ちを読むのが苦手
▶自己中心的
・よくしゃべるが内容は理解していない
▶丸暗記は得意
・ストレスに弱い
▶だだをこねる
▶パニック、ものを投げる
・痛みに鈍感
▶ただし、かゆみには敏感
・つかれやすく、睡眠リズムが不安定
▶急にストンと眠る

いろんな特徴があるんやね。

特に、強い食欲・体が弱い・認知力が弱いなどがトラブルにつながることが多いねん。
年齢ごとの特徴

プラダー・ウィリー症候群の子どもの特徴は年齢によって違うの?
年齢ごとの特徴
乳児期: 筋力が弱くふにゃふにゃで体が支えにくい
幼児期: 筋力が改善されて活動的になる → 肥満、低身長が出るかも
児童期: 友達とのトラブル(理解力が低い、衝動的)、運動が苦手
思春期: 行動面のトラブル(パニックもある)、肥満
青年期以降: 肥満 → 糖尿病などの合併症
共通:太りやすい(食欲が強い + 筋肉量が少ないから)

これらの症状があったら、病院受診も考えてや♪
乳児期の特徴

乳児期は生まれたばっかり〜2歳ぐらいの子どもやね。

乳児期の特徴は「筋力が弱くふにゃふにゃで体を支えにくい」こと。
プラダー・ウィリー症候群の赤ちゃんは、「動き回る」よりも「じっとしている」ことが多い
幼児期の特徴

幼児期はこども園(保育園・幼稚園)で過ごす2歳ぐらい〜6歳ぐらいの子どもやね。

幼児期の特徴は、「筋力が改善されて活動的になる。でも、肥満・低身長が出るかも」っていうこと。
幼児期は活動的になるが、食欲が強くて肥満が出たり、身長が低いという特徴が出始める
児童期の特徴

児童期は小学生ぐらい(6歳〜12歳ぐらい)の子どもやね。

児童期の特徴は、「友達とのトラブルが増える、運動が苦手」っていうこと。
児童期の特徴
・理解力が低い & 衝動的な行動
▶友達とのトラブルが増える
・筋力が弱く運動が苦手
思春期の特徴

思春期は個人差はあるけど、中学生から高校生(12歳〜18歳ぐらい)の子どもやね。

思春期の特徴は、「行動面のトラブルが増える、肥満」やな。
思春期の特徴
・認知力が弱いからパニックなどの行動面のトラブルが増える
・強い食欲を抑えきれず肥満につながる
青年期以降の特徴

青年期は高校を卒業してからの18歳〜30代頃やね。

青年期の特徴は、「肥満が病気につながる」っていうこと。
大人になってからは、肥満が糖尿病や睡眠時無呼吸症候群などにつながる
全年齢に共通した特徴は【太りやすい】

プラダー・ウィリー症候群の全年齢で気をつけるべきことはある?

肥満やな。つまり、太りやすいことには注意やで。
全年齢で気をつけるべきは【肥満】
食欲が強く、筋肉量が少ないため太りやすい
プラダー・ウィリー症候群への支援

プラダー・ウィリー症候群の子どもを支援するときに気をつけることはある?

プラダー・ウィリー症候群の子を支援するときに気をつけるポイントを解説していくわ。
① 対応で気をつけたいポイント

まずは、「理解力が低いこと」と「身体の弱さ」への対応やね。
「理解力が低い」への対応

プラダー・ウィリー症候群の子は、認知力が低くて、軽度〜中程度の知的障害があるのも特徴やったっけ?

そうやで。だから、わかりやすい(短く・簡単な)言葉で伝えるのがポイントやねん。
理解力が低いから、わかりやすい言葉(短く・簡単)で伝える
「身体の弱さ」への対応

身体が弱いっていうのも特徴のひとつやったっけ?

そうやで。支援する人は、プラダー・ウィリー症候群の「身体の弱さ」は知っておくべきやね。
「身体の弱さ」がある
・かかりやすい病気
肥満→糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、睡眠時無呼吸症候群など
・重症化しやすい
嘔吐しにくい、痛みを感じにくい
・薬に敏感で効きすぎる
風邪薬を飲むと丸一日目が覚めない
薬の飲み合わせや歯科の麻酔にも注意
・突然死が起こりうる
窒息、入浴中にねてしまう、睡眠時無呼吸症候群、薬の副作用など
・体温調節ができない
脳の機能がうまく働かない、 熱中症や低体温に注意

どう対応すればいい?

基本的には手洗い・うがい。定期検診もしっかり受けよう。
身体が弱いので…
手洗い・うがい、熱が低くても注意する、定期検診(健康診断、歯科検診、眼科、耳鼻科など)
② 太りすぎの改善(食事と運動)

プラダー・ウィリー症候群の子は大きくなると肥満になりやすい。だから、食事と運動で太り過ぎの改善をしていくのが大事やで。
「食べ物への衝動性」への対応

プラダー・ウィリー症候群の強い食欲は、「わがまま」じゃなくて「食べずにはいられない」っていう遺伝子的な問題なんよ。
「食欲」が引き起こすトラブル
・隠す
▶食べ物を隠して後でこっそり食べる
・見つける
▶家の物をなんでも見つけて食べる
・盗む
▶コンビニやスーパーで食べ物を盗む

どう対応すればいい?

遺伝子的に「食べずにはいられない」っていう状態やから、食欲によるトラブルは「叱る・罰を与える」ではなく、支援の工夫や環境設定が一番大事やで。具体的には下の③で解説するわ。
食事の工夫:カロリーを減らす & 満足感

食欲を満たすためには、食事を工夫して、満足感をそのままに、カロリーを減らすのも大事やで。
ここで大事なのは、食材版の三種の神器!

食材版の3種の神器?
食材版の三種の神器とは?
・こんにゃく
・海藻
・きのこ
※これらの食材を積極的に使う

葉物野菜で量を増やすのも効果的やな。

食材以外でも工夫できる?

調理法の工夫も効果的やで。味付けを薄くしたり、砂糖の量を減らすとかやな。
1日1時間以上の運動

大事やけど難しいのが【運動】

ダイエットでも「運動が大事」って言うもんね。なんで難しいん?
筋肉量が少なく運動が苦手な子が多い
➜無理せず、楽しくできる運動で継続するのがポイント
大人になっても目を離さない

大人になってから周りの支援が手薄になると、気持ちが不安定になって食べすぎる傾向があるんよ。

だから、「大人になっても目を離さない」のが大事なんやね。
グループホームの利用など、大人になっても支援できる環境を作るのが大事
③ 周囲の対応・支援はどうする?

支援者向けに、具体的な対応・支援方法も知りたいな♪
具体的な対応・支援
・食べ物の誘惑から保護する
・赤ちゃんのときの様子と支援
・太りだしたら食事と運動を見直す
・ネットワークをつくる
・学校で適切な支援を受ける
・福祉の制度を利用する

ひとつずつ解説していくで♪
食べ物の誘惑から保護する

食事に関しては、きちんとルールを決める・周りの大人の配慮・環境設定をして、食べ物の誘惑から保護するのが大事やで。
食べ物の誘惑から保護する
・食事やおやつの時間を決める、守る
・まわりの協力
▶本人の前で、別のものを食べない
▶においをさせない
・食べ物の保管場所・入手方法に注意
▶冷蔵庫に鍵をかける
▶お金を持たせない

衝動的で抑えきれないほどの食欲やから、本人の自制心に頼らないのがポイントやね。
赤ちゃんのときの様子と支援

赤ちゃんのときには、あまり泣かず、おとなしいことも多い。
泣かない、おとなしい子どもでも…
・抱っこで愛情表現
・体を動かす遊びをする

赤ちゃんのうちは、食欲が気になっても離乳食は減らさなくて良いで。ただし、飲み物に関しては注意してや。ジュースをほしがっても、できるだけ砂糖の入っていない飲み物をあげてや。
太りだしたら、食事と運動を見直す

食欲が強いから、やっぱり肥満が大きな問題になることが多い。

太りすぎたら、大人になってからの糖尿病とかにつながるんやったね。

だから太りだしてきたら、より食事と運動に気をつけて、減量するのが大事やで。
ネットワークをつくる

プラダー・ウィリー症候群は1万人に1人やから、まわりに相談できる人が少ない。だからこそ、支援のネットワークを作るのが大事やで。
ネットワークをつくる
医療、福祉、学校、行政のネットワーク
・医療:病院
・福祉:相談支援専門員・放課後等デイサービス
・学校:在籍校・特別支援学校
・行政:役所 など

全国の支援者とつながりたかったら「日本プラダー・ウィリー症候群協会」に相談するのもオススメやで。
学校で適切な支援を受ける

学校との連携はきちんとしておくこと。友達とのトラブルも出てくるし、給食・調理実習・買い物など、実は食べ物への誘惑が多い場所でもあるからね。

目を話したときに、食べ物を隠したり、盗んだりしちゃう可能性が高いってことか。

認知力の弱さもあるから、特別支援学校や特別支援学級の活用もオススメやで。
福祉の制度を利用する

あとは福祉の制度をちゃんと利用すること。

福祉の制度って、利用する側がちゃんと申し込みをしないと、知らないままっていうことも多いもんね。

療育手帳を取得したり、障害年金をもらうとか…。関係ありそうな手当・助成・障害年金については別の記事でまとめたから、興味があったら見てや♪
まとめ

今回はプラダー・ウィリー症候群の特徴や、具体的な対応・支援の方法について学んできたで♪
▼プラダー・ウィリー症候群の特徴&支援の全体像


身体が弱いから注意深く子どもを見ること。そして、食欲への対応・支援に特に気をつけるわ!

プラダー・ウィリー症候群の子どもに適切な支援ができるように、今回の記事が役に立ったらうれしいで。

よーし、これからもどんどん学んでいくぞー!

子どもによって現れる症状はぜんぜん違う。だから試行錯誤しながら行動することで、将来は良い方向に進んでいくはずや。一緒に学んで行動していくぞー🔥

オススメの本も紹介しとくで。

プラダー・ウィリー症候群を知るにはこの一冊!少し前の本やけど、今でも十分通じる内容やで。イラストもあって、プラダ―・ウィリーの特徴と支援の方法がわかりやすく書かれてるで♪







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