軽度知的障害・発達障害の子どもの高校選びはどうする?進学を視野に入れた選び方を徹底解説

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このブログでは、障害のある子どもの支援者向けに『特別支援教育』に関する情報をわかりやすく解説します。10年以上の教員経験を踏まえて、実践に役立つことを心がけています。

はてな君
はてな君

軽度知的障害や発達障害の子どもの高校選びってどうしたらええの?

まなぶ君
まなぶ君

軽度知的障害やグレーゾーンの子どもの進路で一番迷うのが【高校選び】。今回の記事で、正しく理解して、進路を決めていくのが大事やで🥰

こんな人に見てほしい
🤔進路に迷っている
🤔もうすぐ高校選びが始まる
🤔最近の進学事情を知りたい

まなぶ君
まなぶ君

親はもちろん、学校の先生や事業所の職員さんも、この記事で一緒に、最近の進路事情について押さえていきましょう😊

この記事でわかること
◎ 高校を選ぶ前に押さえておきたいこと
◎ 特別支援学校の進学事情と新しい動き
◎ 高卒資格が取れる3タイプの高校
◎ 軽度知的障害の子どもの新しい選択肢

高校選びの前に押さえたいこと

まなぶ君
まなぶ君

まずは、高校を選ぶ「前」に押さえておきたい話をしていくで😊

高校選びの大前提

はてな君
はてな君

高校選びの大前提?

まなぶ君
まなぶ君

うん。それは「まわりの意見」じゃなくて、「子どものこと」を優先するっていうこと🥰

🌱 高校選びの大前提
◎子どもが安心して過ごせるところを選ぶ
◎子どもが成長できるところを選ぶ

はてな君
はてな君

障害のある子どもの進路を決めるときには、まわりの意見が気になっちゃうんよね😅

まなぶ君
まなぶ君

進路先についての正しい知識を身につけると、漠然とした進路の不安も消えていく。だから、今回の記事で一緒に勉強していこ👍️

高校選びの2つのルート

はてな君
はてな君

軽度知的障害や発達障害の子どもは、どんな高校に行くん?

まなぶ君
まなぶ君

大きく分けると2つのルートがあるで。

🛤 軽度知的障害・発達障害の子どもが選ぶ2つのルート
 ルート①:特別支援学校の高等部
 ルート②:全日制・定時制・通信制の高校

まなぶ君
まなぶ君

発達障害とか軽度知的障害の子どもは、地域の中学校にある特別支援「学級」に在籍してることが多いから、高校の進路が一番の悩みどころなんよ🍀

特別支援学校の進学事情と新しい動き

まなぶ君
まなぶ君

まずは「ルート①:特別支援学校の高等部」について解説していくで

押さえるポイント【特別支援学校の高等部
・特別支援学校の高等部
・卒業後は「特別支援学校高等部卒」
・進学については「出願資格」の確認が必須

特別支援学校の高等部

まなぶ君
まなぶ君

特別支援学校って実は5つの種類があるねん。

特別支援学校の障害の種類
◎視覚障害特別支援学校(盲学校)
◎聴覚障害特別支援学校(聾学校)
◎知的障害特別支援学校
◎肢体不自由特別支援学校
◎病弱・身体虚弱特別支援学校

はてな君
はてな君

軽度知的障害の子どもは「知的障害特別支援学校」に行くんよね。発達障害の子どもはどこに行くん?

まなぶ君
まなぶ君

実は、発達障害があるだけで知能に問題がない場合は、特別支援学校には行けないんよ。

はてな君
はてな君

そうなんや😲

まなぶ君
まなぶ君

ただし、発達障害の子どもは勉強が苦手なことも多くて、地域によっては「知的障害特別支援学校」で受け入れてる場合もあるから、自分の自治体に聞いてみてや。

はてな君
はてな君

発達障害の子どもが、実際に特別支援学校に行けるかどうかは、子どもの状況・状態にもよるし、受け入れ先の学校の状況にもよるってことやね。

就労重視の高等特別支援学校

まなぶ君
まなぶ君

地域によっては、特別支援学校の中でも、軽度知的障害の子どもの選択肢に入ってくるのは、就労(企業への就職)に力を入れてる高等特別支援学校やで😊

はてな君
はてな君

高等特別支援学校?なにそれ?

まなぶ君
まなぶ君

地域によって名前も中身もバラバラやけど、特別支援学校の「高等部(高校生)」だけを対象にした学校やで👍️

高等特別支援学校の設置状況は地域差が大きい。北海道、東京、大阪、群馬、滋賀などでは高等部単独校が複数確認できる一方、京都・広島・神奈川・鳥取・香川などでは、高等部単独校ではなく、既存特別支援学校内の職業学科・職業コース・分校方式で対応している例が目立つ。

まなぶ君
まなぶ君

つまり、就労(企業への就職)に力を入れてる特別支援学校もあるってこと😊ただし、地域差が大きいから自分の住んでる地域を調べてや👍️

支援学校を卒業して取れる資格と大学進学の道

はてな君
はてな君

特別支援学校に行ったら、大学・専門学校への進学は難しい?

まなぶ君
まなぶ君

進学先の大学・専門学校が認めてくれたら、進学することもできるで👍️

はてな君
はてな君

「進学先の大学・専門学校が認めてくれたら」ってどういうこと?

まなぶ君
まなぶ君

詳しく説明していくで😊

「高卒」ではなく「特別支援学校高等部卒」

まなぶ君
まなぶ君

まず、特別支援学校の高等部を卒業したら、「高卒」じゃなくて、「特別支援学校高等部卒」になるねん。

はてな君
はてな君

つまり、普通高校を卒業したときにもらえる、一般的な「高卒」とは違うってことやね。

まなぶ君
まなぶ君

この「特別支援学校高等部卒」やと、大学・専門学校の入学資格はあるんやけど、出願資格は各大学・専門学校の判断に任されてるねん。

大学入学資格はあるが、出願資格は大学・専門学校による

入学資格と出願資格の違い

はてな君
はてな君

大学・専門学校の入学資格と出願資格って、名前は似てるけど何が違うの?

入学資格と出願資格は違う
⭕️ 大学の入学資格はある(=入学はできる)
⚠️大学の出願資格(=受験できるかどうか)は大学・専門学校による

はてな君
はてな君

希望する大学・専門学校から「受験できない」と言われちゃうと、入学することもできないよね。

まなぶ君
まなぶ君

だから、特別支援学校卒業後に大学・専門学校に行きたい場合は、あらかじめ希望する進学先の大学・専門学校に確認しておくのが必須やで。

まなぶ君
まなぶ君

もっと詳しく知りたい人は、上の記事を見てみてや😊

支援学校卒業後に進学を希望する場合の手順

はてな君
はてな君

入学資格と出願資格の違いはなんとなくわかった👍️ じゃあ、特別支援学校を卒業してから進学を希望するときは、具体的にどう動けばいいん?

ステップ1:まず進学先に確認する

まなぶ君
まなぶ君

特別支援学校を卒業したら、大学・専門学校への入学資格はある。だから、出願できるかどうかを進学したい大学・専門学校に直接確認するのが一番早くて確実👍️

はてな君
はてな君

電話とかで聞けばいい?

まなぶ君
まなぶ君

オープンキャンパスで直接質問したり電話したりでもいいけど、一番良いのはメールなど、相手からの返事が記録として残る形がオススメやで。

はてな君
はてな君

確かに、データとして残ってれば、出願で揉めたときに、「言った・言ってない」にならないから安心やね😊

ステップ2:認められなかったら高卒認定試験

はてな君
はてな君

直接聞いて、「特別支援学校の卒業生は出願できません」って言われたら、あきらめるしかない?

まなぶ君
まなぶ君

違う大学・専門学校を探すのがオススメやな。でも、そこにどうしても行きたい場合は、高卒認定試験を受けるっていう選択肢もある。

⚠️ 注意:高卒認定試験は「高卒資格」ではない
高卒認定試験は「大学を受験できる資格」であって、「高卒資格」そのものが取れるわけではないので注意

まなぶ君
まなぶ君

あくまでも、出願が認められなかったときの最終手段として考えておいたらいいで👍️

特別支援学校を卒業した場合、「高卒認定試験」の受験が認められないことがある?
すでに「入学資格」があるので、「高卒認定試験」を断られることがあります。そのときは、『進学したい大学に出願が認められませんでした』と伝えると、「高卒認定試験」を受けることができます。

特別支援学校も進学を意識した動きが出てきてる

まなぶ君
まなぶ君

あと、最近は、特別支援学校自体も少しずつ変わってきてて、「進学」を意識したコースも登場してるで。

🆕 新しい流れ:スタディコース
新潟県立月ヶ岡特別支援学校 見附分校では、専門学校進学を目指した「スタディコース」を設置している

▶ 参考:新潟県立月ヶ岡特別支援学校 見附分校(PDF)

まなぶ君
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軽度知的障害の子どもが特別支援学校に入学することも増えてるから、こうした動きは今後も増えていく可能性があるで😊

高卒資格が取れる3タイプの高校

まなぶ君
まなぶ君

軽度知的障害・発達障害の子どもが選ぶ2つのルート。2つ目は全日制・定時制・通信制の高校やで😊

🛤 軽度知的障害発達障害の子どもが選ぶ2つのルート
ルート①:特別支援学校の高等部
 ➡ 「特別支援学校高等部卒」になる
 ➡ 大学入学資格はあるが、出願資格は大学・専門学校による

ルート②:全日制・定時制・通信制の高校
 ➡ 一般的な「高卒」が取れる
 ➡ 大学・専門学校はどこでも出願できる

まなぶ君
まなぶ君

「高卒」を取るには、全日制・定時制・通信制の3タイプがあるで。それぞれ通い方も雰囲気もぜんぜん違うから、整理していくで😊

①全日制高校

はてな君
はてな君

全日制高校っていったら、いわゆる「普通の高校」よね?

まなぶ君
まなぶ君

そうやね。地域の小学校とか中学校みたいに、朝からみんなで通うような学校やね👍️

全日制高校の特徴
🌞 通う時間
 朝から夕方まで(だいたい8:30〜16:00くらい)
📅 通う日
 平日ほぼ毎日
🎓 卒業まで
 基本3年間
👥 向いている子
・毎日通える
・クラスで集団生活ができる
・生活リズムが安定している

②定時制高校

はてな君
はてな君

定時制高校っていったら、昔でいうと「夜間高校」?

まなぶ君
まなぶ君

そうやね。ただし、夜だけじゃなくて、午後から始まる「昼間の定時制」もあるから、自分の地域の定時制高校を要チェックやで👍️

定時制高校の特徴
🌙 通う時間

 夜が多い(夕方〜21時ごろ)※昼間の定時制もある
📅 通う日
 平日が中心(学校による)
🎓 卒業まで
 4年が多い ※単位が足りれば3年で卒業できる学校もある
👥 向いている子
・昼間に仕事をしている
・毎日通うのがしんどい
・少人数の方が安心

③通信制高校

はてな君
はてな君

通信制高校は学校に通わずに課題とかをしていく学校よね?

まなぶ君
まなぶ君

学校に行くのをスクーリングって言うんやけど、通信制高校によっては、週に1回から年に数日と、幅があるで😊 レポートなどで単位をとっていく形が多いかな👍️

通信制高校の特徴
🏠 通う回数

 ほとんど通わない(年に数日〜週1回など学校による)
📝 勉強方法
 レポート提出+テスト+スクーリング
🎓 卒業まで
 3年以上(単位制)
👥 向いている子
・毎日通うのが難しい
・不登校経験がある
・自分のペースで進めたい

まなぶ君
まなぶ君

3つとも「高卒資格」が取れるのが共通点。ただし、それぞれの高校によって中身や支援体制はぜんぜん違うから、実際に見学するのが大事やで!

軽度知的障害の子どもの新しい選択肢:大阪の「知的障がい生徒自立支援コース」

まなぶ君
まなぶ君

さらに最近は、地域によっては、もっと特徴的な選択肢があるで。

🏫 大阪の「知的障がい生徒自立支援コース」
知的障害があっても全日制の高校に入学して学ぶコース
➡ 「高卒」が取れる
➡ 大学・専門学校はどこでも受けることができる

▶ 参考:大阪府立高校で学ぶ選択肢!知的障がい生徒自立支援コース・共生推進教室とは?(はなたに塾)

まなぶ君
まなぶ君

他にも、全日制の私立高校や通信制高校には、発達障害とか軽度知的障害の子どもでも学びやすいように、受け入れ体制を整えてるところもあるで😊

はてな君
はてな君

気になる学校があれば、ぜひチェックして、実際に見学するのが大事やね👍️

よくある質問(FAQ)

特別支援学校の高等部から、大学に行ける?

まなぶ君
まなぶ君

入学資格はあるで。ただし「出願資格(受験できるか)」は大学・専門学校によるから、進学したい学校に直接確認するのが必須やで。

高卒認定試験ってなに?

まなぶ君
まなぶ君

「大学を受験できる資格」がもらえる試験やで。ただし「高卒資格」そのものが取れるわけではないから、あくまで進学のための手段として考えてな⚠️

全日制・定時制・通信制、どうやって選べばいい?

まなぶ君
まなぶ君

「毎日通えるか」「集団で過ごせるか」「自分のペースが必要か」——子どもの生活リズムと安心できる環境で選ぶんやで。学校ごとに支援体制がぜんぜん違うから、見学がいちばん大事やね🍀

まとめ

まなぶ君
まなぶ君

今回は、軽度知的障害・発達障害の子どもの高校選びについて、その後の進路も含めて整理してきたで😊

今回のまとめ
◎ 高校選びの大前提
 「子どもが安心して過ごせる・成長できるところ」
◎ 進学を希望するときは2ルート
◇ルート①:特別支援学校の高等部
 ※進学希望なら、まずは進学先に直接確認
 ➡NGなら高卒認定試験という手段もある
◇ルート②:全日制・定時制・通信制
 ※大阪の「知的障がい生徒自立支援コース」のような新しい選択肢も増えている

はてな君
はてな君

高校を卒業した後にどうしたいのか? まで含めて考えると、高校選びもハッキリしてくるね🍀

まなぶ君
まなぶ君

高校選びに正解はない。だから、たくさん見学して、子どもが安心して通えるところを探すのが大事やで👍️

💡 高校選びで大事にしたいこと
◎ まずは調べて見学に行く
◎ 本人が「入ってみたい」「頑張れそう」と思えるところを一緒に考える
◎ 特別支援学校でも、普通学校でも、高卒認定でも、輝いて働いてる人はいる
「これが正解」というものはないから、その都度、一緒に考えて進んでいく

参考にしたサイト

▶ 関連記事:特別支援学校卒業で大学・専門学校に行ける?「高卒」資格と進学を徹底解説

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